旅の宿。
※画像はすべてクリックで大きめになります。
今回の越年旅は毎年恒例、岩手は鉛温泉での年越しを含めて5泊6日でした。(最初の一泊目は車中泊だけどね)
いつもなら鉛温泉にずっと滞在するのだけれど、今回は二泊だけ。まあ、その理由は鉛温泉の湯治部が値上がりつつあり、一泊二食で8,000円というお正月(お盆やGWも)価格が響いたことは間違いなく。まあ、このご時世致し方ないし、いいお湯があることもあって外せない宿なのですが。
その代わり、今回初めて宿泊したのが遠野にある『福山荘(ふくざんそう)』です。
もう20年以上前に一度遠野で宿泊したことはあるのだけれど、その宿は...どんなところだったか。たしか民宿だったと思うけど記憶にないのだ。
この福山荘はとにかく古いのだけれど手入れがよく、趣きはそのまま残されてとても気持ちがよく過ごすことができました。あまりの素晴らしさに「また来たい」と感激。
まず晩飯、遠野名物ジンギスカン鍋。甘みのあるキャベツとタマネギの上に非常に柔らかいラム肉、味噌ダレがメチャ旨い。
さらに正月らしいカズノコ、黒豆、佃煮、刺身盛り、酢の物、小鉢、漬け物...これだけかと思ったら、次に運ばれて来たのが帆立の焼き物、カニクリームグラタン、ウニ!イクラ!蒲鉾、昆布、エビチリの小鉢、それにお吸い物が大きな椀に入った岩手名物「ひっつみ」だ。
ビールも一本サービスで、お正月なのに一泊二食で6,800円。
ぼくは安くていい宿を探すのは手慣れたものだけれど、今回も大当たり。温泉じゃないけれど、大きな湯船もあるし、意外なのが無線LANだった(爆)。
それに、今回部屋に通されて気がついたのだけれど、ここはもしかして森山大道氏が30年近く前に泊まった宿じゃないかと思ったんです。部屋は違うけれど、「遠野物語」の文庫本にあった写真に似た雰囲気で。
家へ戻って確認したけれど、やっぱり間違いないなあと。
この一枚の写真、これは間違いなくこの宿のものだと。
まあ、遠野には他にも宿があるのだけれど、この意匠はそう多くないだろう。
だから何だよ、ってことだけどね(笑)。
他にも宿の中から撮影したと思われる写真があって、宿の看板がちょっと写っている。
「山荘」という文字だけが確認できるから間違いないだろう。
ぼくが泊まった部屋はもっと奥なので残念ながら森山さんと同じ部屋ではなかったけれど、同じ宿に泊まれたと云うだけで何となく嬉しいってのがね。
まあ、こういう旅館は日本中にたくさんあるのだけれど、とにかく遠野でお泊まりならここ、絶対におすすめです。
まあ、ちょっと笑える程度のチョンボがあったけど気が短い客なら怒るだろうなあ。
遠野はいつも日帰りで(っていう云い方もヘンだけれど)泊まりは鉛だったんで、また今度ここに泊まってゆっくり撮影にでかけてみたい。今回は大雪のため、宿へ到着したのが5時半だったからもう撮影はできなかったし、朝もすぐ移動したので拠点として活用してみるのもいいな。みなさんも遠野でのお泊まりはぜひ、ここを!
(なんて書いたら、また検索で...自分が泊まれなくなったら困るなw)



最近のコメント