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2012年4月 4日 (水)

4月に思う

1333472648_35早いもので今年もすでに1/4が終わりました。ああっという間の4月。ただし、北海道はどういうわけか春らしい匂いもせず、ヘンな天気に泣かされております。せめて被災地(という云い方も、あんまりしたくないのだけどね)が早くぽかぽかな日々を過ごせるといいなと思いますが。この季節は新学期なのでぼくの写真教室授業もすべて新たな期が始まっています。ただし、教室によってはサークル的なノリで継続される方も多いので楽しいです。札幌は二カ所教室があってNHKカルチャー大通教室NHKカルチャー新さっぽろ教室。どちらも写真の講座で「上原稔」の講師教室です。興味がございましたらぜひ。初心者向けのクラスと、写真上達したい方向け、それぞれの教室でどうぞ。ぼくが目指している講座は「カメラ教室」ではない、ということ。カメラの操作は確かに大事だけど、もっと大事なのは写真教室であること。その人がどんな写真を撮って表現したいのか、ということを重視し、個性を発揮できるよう授業を進めています。なので、写真とは何ぞや的に「こう撮らなくちゃならん!」というジジイカメラ講座じゃないのでご安心くださいw

さて、写真がもっと上手になりたい!というのは皆さん共通の課題ですが、あんまりウマいとか下手だとかにとらわれないで欲しいんですよ。最初は目指したいお手本みたいなのがあって当然なのだけど、真似したい!とあまり強く思わない方がいいです。絶対その人と同じものは撮れないと断言できますから。似たようなのが撮れてもそれが自分のスタイルになるかどうか。たぶん飽きますね、そういうの。んで、ぼくは過去30年以上写真をたくさん見てきました。そりゃあ、凄い数。だからその人が何を言いたいか、写真から読み取れるし目指したいこともわかります。性格も当てますw(複数枚見せてもらえれば血液型だってわかるぜw<ただし女性のみ…オトコは写真でウソ吐くからダメ)

なので「ああ、この人もっともっと上達するな」とか「この人はここまでだな」ってのもわかる。写真に対することや、もっと大事な被写体に対してどこまでストイックになれるか、とか。残念ながら上達しないな、と思わざるを得ないのは被写体に向き合っているんじゃなく、被写体に向き合う自分に酔っている人。「ねえ、これいいでしょ、素敵でしょ。でも、その場にたたずんでいる私が一番素敵でしょ」って写真が語っているんだよね。それがいい意味でナルシストになれれば個性になるんだけど、一歩間違うと嫌みになる。それは写真からちゃんと伝わるんだよ。デジタルならホワイトバランスしかり、露出補正しかり。適当なことやっていて被写体に失礼だろ、ってのも。もっと云えば手ぶれ、ピンぼけしちゃいけない被写体だってあるでしょ。そういうものを平気で人様に見せるってのは相当な無神経だとも云えますんで、ぼくはそこの辺しっかり頑張ります。(失敗多いのよ、いまでも。しくしく)

写真に付けるキャプションでもわかるしね。ああ、こいつ結局私を褒めてー、かよって。撮った人は確かにエラいが、一番エラいのは被写体。写真を褒めるなら被写体の良さを一番に褒める。次はそれを見て頂ける皆さんがエラい。末席はカメラマンだ。そこ忘れないように。え、厳しい?当たり前ですよ。たとえブログだって誰が見るかわからんのです。少なくとも公開しているってことは見せたい訳ですから、しっかりやりたいもんですねw・・・と、ぼくも日々反省しとります。

この画像はクリックしてお持ち帰り自由です。数年前ので申し訳ないけど4月に撮ったものです。


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コメント

デジタル一眼を使い始めた頃の愛犬を撮った写真を超えるものが撮れないと
友達と話していたのですが、カメラの機能や撮り方に囚われすぎていたのかもですね^^;
ariari-TVで話されていた、「被写体力」「写真力」
もう一つがどうしても思い出せないでいたのですが、
「見てくださる人」でしたね。
写真力は、感性や表現力など難しい物がありますが、
被写体力、見てくださる人、大事に意識したいと思います。

投稿: ゆう | 2012年4月 4日 (水) 07:38

>オトコは写真でウソ吐くからダメ
う~ん、解るような気がしますねぇ。
最初は真正面から被写体と向かい合うのですが、
慣れると言うのか欲が出ると言うのか、
自分なりの演出をしたくなる。

>写真を褒めるなら被写体の良さを一番に褒める。
いい写真が撮れた時は、そうですね。
ちょっとだけ自分を褒めて、被写体に感謝です。

投稿: たいちょう | 2012年4月 4日 (水) 08:13

「被写体の良さを一番に褒める」 御意!

尾根遺産を写す時は肝に銘じております(苦笑)

特に場末の「え"っー」と思われるむきを写す場合につぶやく美辞麗句の類には事欠かないです^^;

逆に有り得ない美女を写す時は.....飲まれないように気をつけますσ(^_^;)

しくって嫌われないよう変に気をつかって自爆したりとか_| ̄|〇

投稿: 本部長 | 2012年4月 4日 (水) 11:00

>ゆうさん
もちろん自分のイメージ通り撮るにはある程度の設定は大事ですよね。
ただ、そのイメージを膨らませるためにどういう設定をすればいいのか、
そこんとこが「さっ」と出来るってのも必要でして。
被写体に向き合うってのはそこなのです。写真はありのままを写す、
これ間違いです。無理です、そんなこと。
肉眼と同じには映らないんですよね。なので、各人で感じ方も見方も異なる。
(そういうのはフィルム一本でじゅうぶんご覧頂いていると思いますw)
写真は料理と同じだと思って下さい。
料理は「素材に感謝」「食べて頂く人へ感謝」。ですねっ。
蕎麦屋にしろ、ラーメン屋にしろ、壁などに能書きダラダラの店ほど味は…ねw

>たいちょうさん
オトコはすぐ格好付けます。機材の自慢ばかりしますwんで、下手な写真ほど自慢もww
いいんだけどね、自信を持つことは。ただし、それ以上に被写体に感謝して欲しい。
例えば上田師匠。もう、凄い絵を撮るけどもの凄く謙虚な姿勢。
腕より何より「運が良かったんです」といつも口にする。いえいえ、そういうものを
引きつける力があるからです。いつもイメージを蓄えているから出会えるんですよね。
見習いたいです。

>本部長さん
尾根遺産ww女性はすべて美しい、とぼくは思います。一部除いてw
各人のカメラマンは写したいと思う女性には共通する何かがあるんでしょう。
あと、女性を美しく撮りたいというならスケベじゃないとダメです。
下心がないなんてウソなんですよ。そこ、一番です。
エラそうにポートレート自慢ブログあるけど、どうも下心なんかないです、
ええ、そんなもんありません!みたいな奴。ウソつけってw
女好きじゃなければ女性専科は無理ですね。それは下積み時代しっかり勉強してます。
(20代の修業時代、夜の六本木でw)

投稿: ariari | 2012年4月 5日 (木) 01:51

どき。
「ねえ、これいいでしょ、素敵でしょ。」
って思いながら出したりしています・・・^^;

投稿: mamako | 2012年4月 5日 (木) 17:20

> 「この人はここまでだな」

 …ぎくっ。(^^;

 相変わらず、「出会い頭の一枚」以上の写真は撮れません。持参したポジの束を御覧いただいた晩を思い出して、本当にお目汚しなことであったとお詫びしたい気持ちで一杯になります。

 コダックのリバーサルフィルム、終わっちゃうんですね。常用していたEBが廃盤になったようで、仕方なくEBXを買ったばかりでした。慌てて店頭のE100VSを買い、ついでにE100G(こっちの方が好き)を注文しました。私はまだ暫くは、フィルムの世界で遊ぶつもりです。

投稿: 左門☆豊作 | 2012年4月 5日 (木) 19:38

>mamakoさん
大丈夫。「私が一番素敵でしょ」と写真が語っていませんからw
被写体の良さを引き出しているじゃあないですか。

>左門さん
ま、人それぞれ、いいんじゃないですかw
巧い下手じゃなく写真は被写体と向き合う作業です。
コダック残念ですね。個人的にはフジで間に合いますが、
そもそもリバーサルでは撮らなくなったかな。
ネガが好きだからしばらくはそれで…というかフィルムはモノクロで頑張ります。

投稿: ariari | 2012年4月 7日 (土) 03:01

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