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2012年3月 7日 (水)

控えめにSUMMILUXですけど、何か。

PanasummiMFT(マイクロフォーサーズ)導入にあたり念頭に置いたレンズがLEICA DG SUMMILUX 25/1.4 ASPH.です。いわゆる標準レンズなのだけどF1.4の明るさでボケにくいサイズのセンサーであるMFTでも美しいボケが期待できる、ということで。ただ、誤解を恐れずに云わせて頂ければ「ボケにくいからMFTはダメだ」と決めつけている人が少なからずいるということには残念だ。ならばAPS-Cやフルサイズを買えばいいのだ。デジタルカメラの時代は選択肢が多いのだから文句云わずに好みの絵を出せるカメラがあるでしょう。ぼくの場合、フルサイズもAPS-Cも持っているけどあえてMFTを導入したのはシステム自体の小型化、という点。まち歩きに限って(いや、まちじゃなくても当然いいんだけど)カメラやレンズの小型化というのは自由度が高まるし、なんたって身軽でいい。写真を撮ることだけが目的じゃない旅のまち歩きにはこれは大きな理由になる。それにまちの写真は背景をあまりぼかしすぎてもダメ。ボケ具合がけっこう自分にとっては大事。形が分かる程度にボケなくちゃならん。その点、逆の発想でMFTはいいかもしれない。

このSUMMILUX 25はライカブランドだけど、だから買った訳じゃないしパナソニックGレンズでもいいんだ。やはり描写の良さ、に尽きるということ。開放〜2.8ほどの絞りでは周辺も落ちるし開放でもシャープだ。SUMMILUXと云えば開放ではやや甘くフレアのある描写、というのが一つの味わいとも云えるのだけど、ライカMマウントのSUMMILUXも非球面レンズになってからは開放からけっこうシャープになった。旧世代のSUMMILUXとはやはり違う。ただ、らしいな、というのは感じる。繊細でしっとりした描写はライカならではの味わいが再現されているし、やや渋めの色再現もまさにそれ。GF3の設定も渋めに合わせているので、仕上がりも上々。思えばG 14/2.5も意外に線の細い描写をする。

そもそもパナソニックのコンパクトカメラもライカブランドのレンズを装着しているし、それらは当然日本製であり、山形のパナソニック工場で作られている事はメーカーも伝えている。一眼のGシリーズもいっそ全部ライカにしちゃえばいいのに、とか思うけど、さすがにそれは一眼での基準では難しいところもあるようだ。それゆえライカブランドのデジタル一眼専用レンズ、と聞けば心躍るのは許して。パナソニックとてきちんとライカとの協業でライカからのキツい突っ込みwを受けながらこういうレンズ作りをしているそうだ。思えば日本製のツアイスやライカを昔は文句云う人も多かった。ドイツ製じゃないと認めないって云う気持ちはわからないわけじゃないけど、ライカのレンズそのものも、カナダ製(ぼくのSUMMILUX-M 35/1.4はカナダライツ製だ。当初からSUMMILUX-M 35/1.4はそういう仕様だったのだよ)だったり、Rレンズもカナダ製の時代がある。ボディだってカナダやポルトガル製だったこともあったけど、どこで作ってもライカはライカ!とメーカーは強くアピールしていたんだけどね。ほどなくライカがライツじゃなくなってドイツの生産が再開されると、今度は一部のレンズなどではカナダ製の方を珍重するマニアがいたり、いったいなんだっていうんだよw

まあ、このSUMMILUXはデジタル専用としてはライカ最安値。それでも標準レンズとしては高けぇ!と文句も云いたい方は多いようですwただ、使ってちゃーんと見れば価値は分かると思います。諧調の豊かさ、被写体と背景の距離、絞り値によって癖のあるボケが出るあたり、まさに「ああ、ライカじゃんw」とにんまりしちゃうよね。癖玉とまではいかないが、そのヘンは使い方によって出て来るんだよね。なかなか出ないけどお化けみたいなもんか。ライカのブランドを汚さないように、パナソニックが渾身の力を込めて作った名レンズだと思います。はい。

MFTに関しては当面これでよし。実はGF3やこのレンズの購入にあたってはほとんど(数千円程度)お金がかかってません。カメラ数台、ニコンのレンズ二本を下取りで入手。しかもここだけの話、その下取りのカメラとレンズは元手がかかっていないということは内緒だwでなければ買えませんw(その代わり、もう手放すカメラがかなりなくなってしまった)

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コメント

MFTではないFTのズミを持っていて、こちらの購入は控えているのですが、
FT版はやはりデカ過ぎてMFTにはアンバランスなのが玉にキズですね^^;
このMFT版は、やはり魅力ですね^^;
写りは違うのでしょうが(違わないとある意味困るけどw)、気軽に使えるのは大いにアドバンテージですね!
たかがレンズ、されどレンズ。
そんな違いを楽しむのもカメラの楽しみのひとつだと思っておりますよ^^

投稿: 本部長 | 2012年3月14日 (水) 21:12

購入する決め手となったのは、ツイッターのフォロワーさんの作例なんですよね。
元々MACRO-ELMARIT 45/2.8を持っていましたし、それに近い独特の写りをする標準玉ってことで買ったわけです。
これが出なかったら、NOKTON 25/0.95でも面白いかなとは思ってましたが、純正に拘りますからw
(ただ、NOKTON 17.5/0.95は気になる。コシナめぇぇw)

軽量かつAFも早く、写りも文句なし。これ1本でおでかけ出来ます。
デジタル専用規格のデジタル設計のはずなのに、凄くアナログチックな画を出すのが本当にお気に入りです。

投稿: Rufard | 2012年3月14日 (水) 22:03

>本部長さん
FT版を一度お借りしましたが、開放でより柔らかいのがFTですね。DGは開放でもやや締まった絵になってます。
おそらくコーティングの差もあるのではないかと思いました。いずれにしても良いレンズですわー。
GF3だと巨砲ですけどwそれでも軽いので町に持ち出すならこれだけでもいいぜ、ってな具合です。
入手してみて、こんなにいい玉だったのかー、と改めて感じています。

>Rufardさん
ノクトンも面白そうですが、町でズバズバ撃ちたい時にややMFはかったるいかなとも。
(それでもワッカでSUMMILUX 35使うってのは何じゃラホイですけどw)
週末はこれ一本でいいかなー、と準備していますが、G14をどこかに入れても邪魔にならん、ってのもw
パナのレンズはアナログ的な写りが気に入っています。オリンパスはパッキパキなので使い分けもアリでしょう。
パッキパキに作るとライカが「違う〜〜!」って云うそうだしww

投稿: ariari | 2012年3月15日 (木) 23:55

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