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2010年6月 2日 (水)

今日は長文だからww

時間がない方、読み飛ばして下さい(爆)。今日のお話は「色の道♪」おお、艶っぽいねえ〜という話ではござらぬよ。そっちじゃなくて写真の方です。最近は講座で色の出し方、色の配置などをお話させて頂いています。

一般的に写真を撮るとカラーが多い方は、当然色については何らかのこだわりやら想いってあるんですよね。思ったような色が出ないとか、プリントしたらモニタと色合いがちがうって。残念ながらデジタルカメラが再現出来る色合いは最初っから決まってます。最終的に8bit、モニタで見る場合とかプリントする場合、ナンボ画素数が多いカメラだろうと一つの画素が表現出来るのはわずか256色のどれか。それが多くの画素との組み合わせでキレイな諧調を作り出すわけです。

なのに、なんでカメラによってこんなに色合いが違うのでしょうね。まあ、こればかりはメーカーの考え方とか画像エンジンによって異なるのだけれど、メーカーが一緒でも機種によって、これまた発色傾向が異なります。新しい機種だからイイ色が出るとか、あんまり関係ないですね。昔、デジタルカメラが出たばかりの頃だろうと、ダメなカメラと割とオッケーなカメラが混在していましたー。まあ、今は傾向は異なりますが、どのカメラを買ってもそれほどヒドいことにはならんでしょう。

あとは、自分のカメラできちんと色を出す基本として、「ホワイトバランス(WB)」ってのをきちんと認識しなくてはイケマセン。環境色とも云われますが、その時の光線によって異なる色をカメラがどれほど正しく肉眼に近づけるかってこと。これも晴れているからといってオートにしとくと、色被りに気がつかないこともあります。色被り?それはカメラの特性で環境によって色が偏ること。例えば真っ青な空のもと、画面全体が青くなったり、新緑の下で撮ったら、画面全体が黄色っぽくなるとか。これはやはりデジタルの画像処理の特性で避けられない場合があります。きっちりWBを追い込んだり、設定を微調整したりする必要があるわけです。JPEGで撮る人はここ大事。あとでRAW現像(RAW現像という言葉は本当は好きじゃないだけどw展開だろうがぁ、と)する人はどうにでもなるんですけどね、それでも本来はその場所の色をちゃんと自分で憶えているかと云うと...難しいよね。ぼくが夜景を撮る時、WBに一番気を遣います。ここぞという夜景はRAWとJPEG両方で撮ります。その際、きちんとWBを微調整して環境光を追い込みます。

そしてJPEGで撮る人はカメラの独自に調整出来る色合いをカスタマイズすることも大事。

Dscf0004_k7

例えばペンタックスK-7の場合。カスタムイメージと呼ばれる機能できちんと色合い、彩度、コントラストなどを追い込みます。

キヤノンやニコンにもありますよね、こういうのは。んで大事なのは色のマトリックスを憶えるってことです。

この絵を見るとRとかYとか六角形の相関図があるのにご注目。この相対する色合いを操作することでカメラの色調が決まります。お店で写真のプリントをするのもこれです。フィルム時代から何も変わりません。

色合いで緑を濃くすればマゼンタが弱くなりがち、とか関係を認識すればどの色を中心に色を出すかがわかります。
カメラの設定がここまできちんとできてこそ、色を作ることが可能だということですね。もちろん、自分の好みを出せばいいのであって、実物に忠実でもいいし、濃い目も薄めも自在なわけです。もっともあんまりいじりすぎて不自然なのは頂けませんが、それでも写真は表現ですからそこんとこもっと自由でもいいわけです。

ただし、フィルムの写真はフィルムの特性や被写体によって「こんなイメージで」っていうのがカメラマンによってこだわりあるので、プリントする方の技量がものを云います。ぼくは自分でカラーもオペレーションしていたこともあったんで(いい時代だった(T_T))撮影した時のイメージに近くプリントしていました。デジタルはそれを自分でやらんとならないわけで、カメラ任せにしておくと、いつまでたっても自分好みの色作りはできません。

あとWBだけじゃなく、露出の加減も色出しに影響を与えます。これもその場の光具合で変わりますよね。順光、半逆光、逆光、曇天、夜景...その時の露出、カメラが叩き出す適正露出ってのは自分で決めなきゃです。で、露出がマイナスだと色が乗るし、プラスだと薄まるわけで、ここんとこも計算出来ればかなーり思うように色出しできるようになれるんじゃないかと思います。いやいや、色出しって大変だよね(爆)。

でもね、ここはカラー写真ヤル人はちゃんとした方がいいんですよ。頑張っても自分の好みの色が出ないよって思う方は、きっちり追い込んだ方がいいものね。
ぼくはデジタル一眼レフはニコン D700、ペンタックス K-7、そして仕事で多用する富士フイルムのS5Proを使い分けています。プライベートでは圧倒的にK-7を使ってますが、それは色合いが一番好みだと云うこと、そしてどんな色でも簡単に出せるってことです。とりわけ、緑、紫は圧倒的に出ます。S5proは肌色の再現性とか、やはり緑と紫がきちんと出ます。というか、出すように追い込んでいるだけですが。

もっと書きたいことはあるんだけど...疲れが(爆)。実は昨日、薮の中でマダニに太ももを喰われて、ヒドい目に遭いました。今日は病院で部位を切開、切除、縫われましたw...痛い...しばしおとなしくしますぅ〜〜。

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コメント

どもです。本日は、中州で人生勉強中です。

なんか真面目なテーマで、どっか違うサイトかと思ってしまいました。(爆
二昔前の知識ですが、RGBとCMYKについては、
商業新聞屋さん向けに悩んでいました。
CMYKの色曲線って、馬力トルク曲線みたいで、
どんなに当時のCRTをキャリブレーションしても、
人間には判らん(少なくとも私には)もんでした。

 なんかイスラエルとか、スエーデンとかのソフトとか話題になりましたな。

>薮の中でマダニに太ももを喰われて、
 「藪」って「すすきの野原」?で、
マダニって、「おねいさんいらっしゃいコーナー」、なんてことは‥
(さらに爆 m(_ _)m

投稿: えみーるぞら | 2010年6月 2日 (水) 23:14

撮影にあたりariariさんがどれほど色について意識されているか、
その一端をかいま見ることができ大変興味深く読ませて頂きました。
意図する色がある場合には、カメラの設定をきっちりセットすることが大切なのですね。
自分の好みの色も把握していない身ながら、とても勉強になりました。
露出がマイナスだと色が乗るというくだり、確かにそのような感じを受けておりましたので、
いつの頃からか露出補正値のセットを常に-0.3EVにするようになっておりました。
さらに最近ではJPEG撮影のほとんどを、プラマイ0.5のオートブラケットで撮っています。
ちょっと横着しすぎですね。(笑)

投稿: 閑居 | 2010年6月 3日 (木) 00:01

や、トーシロの自分でも興味深くて楽しく、タメになる話題でした。

投稿: hurryblood | 2010年6月 3日 (木) 01:11

色被り、あぁ納得です。
白い桜で夜桜を写した時に、どうしても花が緑色になってしまって・・・。
このページ、永久保存しようかしら・・・・。

投稿: おつかれさんこん | 2010年6月 3日 (木) 05:36

先日、お会いしたときにちょっと伺った話ですね。色、難しいです。あのとき「K-7って 色が思い通りになるよね。」と言われて、すぐに返事が出来なかったのは自信のなさでした。機能的に自由に出来るのはわかっていても、自分の思い通りに出来るかというと、全然まだまだです。

そしてあの後、マダニにやられたのですよね。ご愁傷様でした。災難でしたね。お大事に。
よく森に入るので、小さなダニには毎年のようにやられています。マダニは過去に一度だけ(汗)

投稿: ainosato | 2010年6月 3日 (木) 06:06

おはようございます
携帯から読ませていただきました
帰ってゆっくりお勉強してみます
マダニ…頭だけ残ったのでしょうか(^-^;
手術までされたようで お大事にしてくださいね

投稿: ひなた | 2010年6月 3日 (木) 09:04

実に勉強になるお話ありがとうございます。
ariari先生に最初に教えていただいたのも、WBのマニュアル設定の仕方でしたね。

確かに、商品画像を撮影するのに欠かせない設定とわかり、今でも必ずグレー用紙を使って調整してから撮影するよう気をつけています。

今後ともご指導よろしくお願い致します。

投稿: ショップミツウマの店長 | 2010年6月 3日 (木) 17:22

オイラの場合、デジタルカメラの設定を追い込むより
こちらで利用しているカメラ屋のプリンターマンを追い込んだほうがイイかも?(ばく

先日、北旺さんに焼いていただいたフィルム6本分のプリントのクオリティの高さ
特に菜の花や吹流し、そして古新聞の発色を見て、思わずおしっこチビリそうになりました(笑

P.S.
マダニ....すんませんでした m(_ _)m

投稿: いしのまきまき♪ | 2010年6月 3日 (木) 22:23

>ぞらさーん
中州で女、泣かす?ww
こっちは虫に泣かされましたw
CMYKって昔はパソコンできちんとRGBから変換できなくて色がずいぶん変わってエラい事になっていました。困った時代があったんですけどね。今はずいぶんよくなったもんです。(印刷屋泣かせ)

>閑居さん
色の道は大変ですw最終目的がプリントの場合、特に悩みます。
お店でのプリントをするときはカメラ設定でJPEG追い込みます。
自宅プリントの場合はパソコンで色々後からやる時もあります。
お店プリントが前提ときは、写真プリンタ(フロンティア)が自動的に補正してくれますからね。
ウェブの場合はお使いになるモニタ環境で見え方が変わりますが、色の追い込みだけならそれほどこだわらずとも大丈夫です。ただし、ウェブデザイナーさんとかは苦労していると思います。
ブラケット撮影、横着じゃないですよ。これ、やっている人多いです。
それも一つの方法ですから、イイと思います。

>hurryさん
そーか、そうですか。色の道を究めましょう♪

>おつかれさんこんさん
夜桜の場合は水銀灯被りなので、これをきちんと修正するのは難しいです。
水銀灯だけなら、まあ、PENTAX K200D以降の機種なら結構いい感じになります。
ところが、複数の光源が混ざる水銀灯はどうしても緑色が残ります。
まだペンタはいい方ですよw
工場夜景などを撮っている方はWBを追い込んでいない人が多く残念ですが。

>ainosatoさん
K-7の恐ろしいトコは色の調整範囲の広さです。コントラスト、ハイライトシャドーを微調整してさらにWBを追い込めば、もう自由自在。でも、そこが落とし穴で、どこで妥協するかでしょうか(爆)。
マダニ、こんなに恐ろしいとは思いませんでした。潜伏期間もあるんで、まだ油断できません。

>ひなたさん
携帯からわざわざありがとうございます。長文、大変だったでしょうw
続きを近いうちにアップします。まだ書きたいことがあるので...
マダニ、まさかこんなことになるとは。病院での顛末も書きたいほど面白かったw

>ショップミツウマの店長さん
とりわけ商品撮影は大変です。ウェブで見せる場合の難しさ、ぼくも、まだ試行錯誤です。
また何かあればいつでも、どうぞ。今日は、自宅で編集、あの後納品だけでした。

>まきまき♪さん
追い込むってか、脅しにかかって焼き直しまでさせますが何か?w
それは冗談ですが、やはり自分で焼いたものは一番好きです(爆)。
沼プリント、大事にして下さいww

投稿: ariari | 2010年6月 3日 (木) 23:09

>有々師匠
そーか、そうきたか。では熱い期待に応えて、エロの道を究めてみましょう♪

うーん…究めようにも相手が居ないぞ…

投稿: 慌騒血 | 2010年6月 4日 (金) 02:17

今日、いつも現像・プリントを依頼しているカメラ屋へ行って追い詰めようとしたんですが…

逆に追い詰められて、どぼんさせられました
(T_T)

投稿: いしのまきまき♪ | 2010年6月 4日 (金) 19:02

>hurryさん
ぼくも相手が欲しい♪

>まきまき♪さん
追いつめられる..自己責任すよ♪背中押したけど(爆)。

投稿: ariari | 2010年6月 4日 (金) 22:34

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