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2009年11月14日 (土)

大人の科学。

Imgp9894学研の大人の科学マガジンに二眼レフが付録でついてくるってんで、買ってみた。こもれびさんは買ったらしいのだけど、もう使ったんだろうか。

学研の科学と云えば子供の頃、学校で買った記憶がある人も多いでしょ。

私も「興味があるものだけ」買ってもらった記憶がある。一番実用的で活躍したのはゲルマニウムラジオだったな。

あの付録のラジオのおかげで今の私があると云ってもいい。長くなる話なので、また今度。(いや、面倒なんでいいやw)

で、今は「大人の科学マガジン」と称して、いつまでもガキ子供の心を忘れない大人を刺激する。まあ、オマケに弱いってだけかもしらんが。

以前にもステレオピンホールカメラが付録の時があって悩んだけど買わなかった。

なので、今回も実は悩んでいたんだけど、つい一昨日書類の山の中から図書カードを発見。1500円分だった。これは某製パンメーカーが「お詫び」に送ってくれたもの。パンの中に異物が入っていて、別に怒っていたわけでもないけど問い合わせたらお詫びってことで。

もう三年くらい前だったんで忘れていた。

そういうのを忘れるってのはもったいない話だ。図書券すら、たしかまだどっかにあったハズなのだけれど、それも行方不明だ。一緒にビール券とか、商品券なんかも一緒のはず。そういうのに無頓着ってのはよくない。

Imgp9895 でと。中身を見た途端、ワクワク感はふっ飛んだ。なんだ、組み立てるのかよ。

いや、組み立てとは聞いていたが、ここまでバラバラだったんだ。正直、めんどうくせえ、と思ったが、ここで面倒だと一度でも感じると二度と手を付けることがない自分を奮い立たせ、飯もお預けで製作に取り組む。説明書きによれば製作時間は一時間、って書いてある。

しかし、プラスチックの質が今ひとつな感じは否めない。いや、オマケ、付録なんてこんなもじゃろう。

トイカメラっぽいわけだから、しかたないよなあ、と思いつつ組み立てるが、ちょっと力を入れてネジを締めるだけで「ミシッ」と音を立てやがる。もう、途中でイヤになる。写ルンですだって、もう少し精度が高いぞ。(いや、あれはマジで精度が素晴らしいと思う。材質もこれよりはるかにいいものを使っている)

シャッターの部品さえ非常に脆弱な感じがする。絶対にこれ、すぐに壊れる。間違いない。と、文句ばかり云っても仕方がないのでてきぱきと作成。が、一時間以上かかったぞ。

Imgp9897 一応完成。疲れた。
しかし、まあ、安っぽいのう。これがまたいいんだろう。

レンズもプラスチックで一枚。

実は組み立て中に何度もシャッターをテストしつつ組み上げて、完成後もシャッターの感触を確かめて慎重に作ったのに....

完成して、しばらくしたらシャッターがおかしくなった。

ほら、みたことか。

また、どこかからばらさねばならん。

面倒だ、もういい。このまま放置決定。

あ、これ35mmフィルムを使います。ブローニーじゃないです。
なので、上から覗いた状態だと縦位置専用カメラになる。まあ、どう撮ろうが写りはユルユルなのでどうでもいいんだけれど。

そもそも、ぼくはトイカメラってあんまり好きじゃない。カメラが玩具って当たり前じゃん。大人の玩具なんだよ、カメラはw

あえてトイカメラって云うなと。

そういうのってなんだか、あざといような気がするのだ。トイカメラとして人気に火をつけたロモだってトイカメラとして生まれた訳じゃない。日本のコシナのコンパクトカメラを見事にパクった共産圏お得意のモノマネカメラだったんだが、中身はいいかげんだったから妙な写真になってしまったというだけである。魂があるカメラとして売られたホルガだって、出来そこないのカメラなわけだ。

まあ、それが憎めずデジタルみたいになんでもキレイに写る時代だからこそあえてユルい写真をってのはわかるけれど、ブームだもの、いつかは終わる。森山大道さんだって、時代に迎合するがのごとく「今後はデジタルやらざるをえない。銀塩はもう50年もやったから、もういいかなって」と云う時代だぞ。(そんなことを云うとは意外な気がしたけど、リコーのGRDなんかぶら下げていた時点で、いつかはそうなるかなという予感はしていた)

さて、本当にこれを使う日が来るかどうか。もう少し考えようと思ったが、そんな時間はないのである。

※追記

アスキーのネットで「吉田重戦車」とかいう編集者がこんな記事を書いている。たいそうメジャーな雑誌でもあるASCIIにしては程度の低い編集者を飼っておられる。フィルムカメラを小馬鹿にした記事であるが、許せないのが「フィルム代、現像代、印画紙焼き付け代など、手間も費用もかかる。現像するまで、何が写っているかわからないカメラなんて、機能だけ考えれば使いにくいだけである。」

と書いてある点。君のご両親は、そのバカ息子の子供の頃の写真を苦労して撮られたのだよ。それとも生まれた時からデジタルカメラがあった、まだ中学生なのかね、君は。
おまけに「そもそも現像してくれる写真屋を街で見かけなくなっている。」だそうだ。可愛そうにどこかの無人島にでも住まわれているようだ。

別に今どき、フィルムが時代遅れだの懐古的だの何を云われてもあんまり気にならないが、過去の文化を否定的な目で編集者が務まるのか、ぼくは多いに疑問なのだ。まあ、最先端の分野に自分が居るんだと云う自負がそうさせているのだろう。頑張って時代を追って欲しいww

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コメント

>しばらくしたらシャッターがおかしくなった。
うちのK-7も(爆)    えーーん、笑い事じゃなく来週入院必至(涙)

投稿: ainosato | 2009年11月14日 (土) 06:45

またカメラが増えましたね♪

>現像するまで、何が写っているかわからないカメラ
 そんなカメラがあるなら見てみたい。心霊写真専用か?

>ainoasatoさん、「うちのK-7も」
 あらら、せっかくの京都なのに。

投稿: hiros | 2009年11月14日 (土) 07:04

すいません。まだ組み立てていません。
今年長女が進学で。今進学相談や学校見学が忙しくて。
組み立ては年明けになるかも。
年内は子供の冬休みに作らす工作の企画を考えていまして。
六石スーパーラジオにするか、デジタルテスターにするか、
ブリュースター角を利用した偏光による歪み観測機にするか。

あと、札幌のNPO法人からは中国人の技師の作だけど、
手巻きで作った出力トランスが格安で多数入荷したとの情報も。
手巻きのトランス。物欲が・・・・。
トランスが安くなったのでそこの真空管アンプも安くなりました。
以前の価格の四割引。ありえない低価格。
奥様の目がこわい。でも欲しい。
すいません、今物欲にのた打ち回っています。

投稿: こもれび | 2009年11月14日 (土) 08:19

>ainosatoさん
こんばんは。ううむ、なんてことで。旅先で壊れるなんて!やはり予備機は要りますね。

>hirosさん
こんばんは。ね。現像するまで何を撮ったか憶えちゃいない健忘症なんすね。
やだやだ、デジタルカメラはボケ増進かな。

>こもれびさん
こんばんは。お忙しいですね。することがいっぱいあるっていいことです。
物欲は失うことで人間の機能が止まりそうですからー。

投稿: ariari | 2009年11月14日 (土) 19:37

あ、これ!僕も本屋で何度も手に取って・・・買ってません。(笑)
トイカメラってのは嫌いなわけじゃないけど、あまり魅力を感じないんですよね。
軽過ぎるカメラは苦手なんです。
ある程度の大きさと重さが無いと撮れない気がする。(個人の気分の問題)

フィルムってのはしっかり生きてますよね。
先日ネガフィルム一本消費して、会社近くの小さな(四畳半くらい)DPE店に「現像のみ」ってお願いしたら15分でした。
撮影枚数に縛られたくないのでいつもはデジタルなんだけど、15分で現像ができるならデジアナ2台体勢ってのは強力な選択肢だと思いました。

投稿: しゅんろ~ | 2009年11月14日 (土) 20:06

こんばんは~

付録に目が無い私ですが・・・
組み立てるのに時間がかかりそうなので 買えないです^^;
今持ってるカメラでも ちゃんと扱えないというのに~

投稿: ひなた | 2009年11月14日 (土) 21:07

>現像するまで、何が写っているかわからないカメラ

オイラの場合....
「帰宅するまで、何本増えているかわからないレンズ」
でしょうか?(苦笑

投稿: いしのまきまき♪ | 2009年11月14日 (土) 21:51

>しゅんろ〜さん
こんばんは。トイカメラの軽さ、確かにちょっと不満(笑)<重り入れようかな
フィルムだって案外速いですよね。待っている間に結構出来ちゃうし、今どきはCDだって作ってくれるから楽でいいです。フィルム呉の町を撮ってみたいですよ〜〜

>ひなたさん
こんばんは。付録好きは私も同じ!このカメラも頑張ればできますよ。ええ、大丈夫。
今持っているカメラ?使えているでしょ。問題なくいい画像拝見していますよ。

>まきまき♪さん
こんばんは。帰宅するまでにレンズが増えるんですか?おー怖い怖い!
ついでにレンズがボディ欲しがって泣くんですってね、お宅。ひゃー!!(><)

投稿: ariari | 2009年11月14日 (土) 22:31

こんにちは。
ariariさんがめずらしく怒っているようなのでビックリです。
ネットの情報は偏りすぎていたり、間違った元情報をパクったりで
それが今探している情報にビンゴなのかどうか怪しいところ、ありますね。

>>現像してくれる写真屋
実は僕の家のすぐ隣がFUJIの看板をだしている昔ながらの写真屋さんです(^^)v
(以前、こちらのブログにも書いたかも?)
昔のフィルムネガをたまにプリントしたいことがあります。(^^;

横浜ヨドバシカメラでは、すごいおおきな業務用冷蔵庫
(アイスクリーム入れるのみたいな)に、いろんなフィルムをたくさん、
今も売っています。
FUJIが一番多かったような?まだこんなに需要があるのに、
一時的なブームとはいえ、銀塩フィルムなくなっちゃうんでしょうかねぇ??

□□と○○さえあれば、僕もカメラいっぱい買って、フィルムもいっぱい買って、
レンズもいっぱい買って、しぶい写真を撮りまくり、フィルム文化に
一役かって出たいものですが。。。。。

生徒:「教官!どうしたら、プロにまれまつか?」
先生:「プロになれば、プロになれるよ。」
某大先生の一言が思いだされます。(^^;

投稿: 金太郎 | 2009年11月15日 (日) 11:17

>金ちゃん
こんばんは。んー、たまには怒る(笑)。昔ブログを始める前の日記は毎回怒っていた(爆)。
今回も天下のASCII.にしちゃあね。何様かと思うね。個人のブログなら何を云おうが別にかまわないけど、あそこでアレじゃあ。学研から訴えられろww
因みに、この本、売り切れ続出だそうです...ふん、ザマアミロ。
フィルムが絶対にいい、とかデジタルじゃないとね、なんて議論はどうでもいいんです。とっくに終わったこと。比べようがないものね。システムが違うのだし。
そろばんがいいかコンピュータがいいか、って感じですか。ぼくだってデジタルカメラの仕事してますからね。しかもデジタルカメラが生まれた瞬間に立ち会い、育てたわけですから「20年もデジタルやってきたんで、もういいかw」と云っても面白い。
フィルムがある限り使うし、デジタルも併用します。ぼくは写真を生み出したいだけです。媒体がどうのこうの云うのは、もう面倒だね(爆)。

投稿: ariari | 2009年11月15日 (日) 22:00

>写ルンですだって、もう少し精度が高いぞ。(いや、あれはマジで精度が素晴らしいと思う。材質もこれよりはるかにいいものを使っている)

とーぜんです。魂が入っています。血が通っています。人生かけてた時だって・・・涙

ああ、つい・・・

投稿: ぺるの~ | 2009年11月17日 (火) 23:47

>ぺるの〜さん
こんばんは。ん!当然でっすね。なにせ分解してわかる、あの精密さ(笑)。
アレにセルフタイマーを内蔵してしまった私。会社側からはNG出されましたが(爆)/

投稿: ariari | 2009年11月18日 (水) 20:44

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