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2009年9月13日 (日)

写真はプリントしねばなんねえ。

こんな時刻に更新、いろいろたまってます(笑)。寝込んでいた分を取り戻すのに、最近は深夜家業が多くなってきました。まあ、眠れないってのもあるんだけど。
さて、日付はかわってしまいましたが土曜日12日は「フィルム一本勝負」でした。恒例、小樽での撮影。相変わらず楽しかったです。飽きないなあ、と思いますよ。まあ、多少のマンネリ化は避けられませんが、そこはそこ。続けることに意義があるわけです。

ちょうど、小樽鉄路写真展も開催中でメンバーも数人参加しています。
Imgp9853 そこで思うのは「写真はプリントしてナンボ」であるということですね。
いや、当たり前のことですけどデジタルカメラ時代になって、ちゃんとプリントしている人ってどれだけいるのでしょうか。

例えば写真ブログをやっているデジタルカメラユーザーはお気に入りの画像をプリントしているのかどうか、ということ。

もちろん、私の場合講師として生徒さんにはうるさく「プリントしよう」(というか、毎週プリントを持ってきてもらってますけど)を云っています。

写真というのは「プリントしたもの」を指す言葉であり、モニタだけで見ているものを写真とは云いません。それは、ただの「画像」ですから。もっと云えばパソコンやメディアに保存されているモノはデータですよね。

だからこそ「趣味で写真やっているんですよ」なんて云う人はきちんとプリントして欲しいのですよ。趣味は「画像集め」というなら別ですが(笑)。

まあ、写真展に関して云えば「人に見せる写真とはどういうものか」ともっと厳しいことを云わなくちゃならないのだけど、それは、まあ、今日はやめとくね。
その点ブログというのは非常に便利なツールであり、発表するためには手軽でしかも情報が伝わりやすい。(内容の真贋性ということはさておき)

プリントと云えば最近びっくりしたのは、ペンタックスのK-7の絵。巷では発売当初「画質が思ったよりも悪い」「解像度が足りない」「ノイズが多い」とけっこう叩かれました。

んが、元々パソコンのモニタなどでピクセル等倍で見ている人々から叩かれただけで実際にK-7の設定を追い込んだ人からは絶賛されていたり。私も最初は「あたたた...」とさえ感じたのだけれど設定を色々自分の好みに合わせたら、かなり驚きの絵が出るようになりましたね。

ましてやプリントしたらD700の絵でさえ平坦(当たり前なのだけど)に感じます。実際写真においては適度なノイズは立体感を表現するのに必要だとは思いますがノイズの質が問題。D700はその辺問題なし、ですけどK-7はプリントに非常に適した絵作りが楽しめると云うこともわかりました。やはり写真としてちゃんと見なければカメラの評価もできないという当たり前のことを強く感じます。ホントプリントして驚きましたもの。写真評価をちゃんとして製品を作っている会社なのだな、ペンタックスは。

こんな比較もあったけどね(笑)。ノイズは消せばいいてもんじゃない。最初から低ノイズであるカメラはともかく、出ちゃうんだったら、それを活かすってのも大事だ。うん、エコだ(違うか)。因みにデジタルカメラにつきまとうノイズをどう活かして写真の絵作りをするか、ということにおいてはフィルムメーカーであるF社は上手かったなあ。あ、今もか(笑)。
フィルムの持つ粒状性とデジタルに起因するノイズの処理方法について、技術者からみっちり聞いたことがあります。

さて、またお仕事に戻るか。

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コメント

あ!鉄路展、今日まででしたね…
今年は行けずに終わってしまいそうです。残念!
プリントの整理、今度の連休にがんばろうかと思います。
(毎度連休のたびにそう思う)
娘の写真、我が家がデジタル化した4~5年生くらいの分から
「画像」だけがたまってるんですよね~ >10年分!

投稿: mamako | 2009年9月13日 (日) 12:28

> 「人に見せる写真とはどういうものか」
この言葉に、思わずビクリとしてしまったのは私だけでしょうか。日々是精進…。

先日、とある著名な写真家さんにお話を伺う機会がありました。そのとき肌で感じたのは、話し方やスタンスが何処となくariari先輩に似ているなあ、ということでした。今回だけではなく、過去何人かお会いした写真家さん、それぞれにariari先輩と同じ匂いを感じてきたのですけれど、今回は特に。

伝わってくるのは、熱さ、強さ(頑固さ?)、激しさ、そして優しさ、ですね。(^^)

投稿: 左門☆豊作 | 2009年9月13日 (日) 16:31

>mamakoさん
こんばんは。プリント整理、大変ですよねえ。私もエラそうに云うけどプリント整理がなかなか。いつかできる、が、なかなか。
数年前、岩手の定宿で定年退職したおじさんが「部屋でアルバム整理しているんだ」と長期滞在中に、今までできなかったことを持ち込んでいました。
画像のままだと、お嬢さんの結婚式に間に合わないよ(笑)。

>左門☆豊作さん
こんばんは。私はそんな著名な写真家さんと同じ匂いなんかしているとは思えないのですが(笑)。
ただ、写真に対しては真摯に向き合っているのですけど、自分もそろそろ色々な方面で写真を発表しなくちゃ、と感じます。
もっとも、まだまだ足りないのです。枚数も、腕も。頑張ります。

投稿: ariari | 2009年9月13日 (日) 22:09

たまにプリントしています。
10/1、2日に朝里中学校文化祭の保護者展示に写真を出すので、
四つ切四枚プリントしました。
プリントでの思いではチバクローム。
ものすごくいい色だった。

投稿: こもれび | 2009年9月14日 (月) 07:22

ariariさん。こんばんは。
僕もたまにプリントしてます♪
最近は誰にもお見せする機会がないですけど。

会社では。
 空ヲタク。鉄ヲタク。塩ヲタク。(トミカのミニカーヲタク)
等など、ずっと個人情報保護法で守ってきました。

が、最近、少しずつバレつつあります。

用紙はFUJIFILM使ってます。(^^)v

投稿: 金太郎 | 2009年9月14日 (月) 23:54

ariariさん私は毎回プリントしています(笑)
いやしかし、最近増えすぎて整理つかないし
アルバム買うお金も無いので、
ネガとCDだけにしたほうがいんじゃないかと
悪魔の囁きが聞こえてきます。
CD-RやDVDって何年か後にデーターが消えるって噂あるけど、
それが本当だとしたら頑張ってプリント続けます~

ところで、写真をとても詳しい人からしてみると
写真のノイズとか背景のボケのキレイさとかを気にする様ですが、
どんな写り方であろうと、ほとんどの人が見ている部分は映っている“物”と
映っている物の訴えかける力強さ&優しさなどのようで、
だから私は写真の映りよりも、被写体を大切にしていて、
ノイズとかボケ具合とか、よっぽどじゃないかぎり気にしないでいてます。
この間ある方に、「ベニさんのは技術あるような写真じゃないもん」と言われて、
心磨いても技術磨いてないのは確かですが・・ショックでした。
私が足りないものは技術なのでしょうか?
量を撮って心を入れてるだけじゃ、写真展で飾れる作品といえないのでしょうか?
心と技術が伴うと凄いものを撮れるとは思うのですが・・
写真にとって大切なものって何なのか、考えさせられます。
そもそも技術ってなんなのかわからないのですが(笑)、
FE2フイルムカメラで今当たり前にやってる事以外で
技術を磨くとしたらどんなことがあるのでしょうか?
うーん。わからない・・wわかってないのがまずいのかなぁ。

投稿: beni | 2009年9月15日 (火) 20:48

>こもれびさん
こんばんは。想い出はプリントで、です!☆
チバクローム、懐かしい....

>金ちゃん
こんばんは。まあ、趣味がバレたって問題ないでしょ?
人に言えない趣味じゃなし(笑)。
ヲタだろうと、何だろうと楽しければいいのよ。

>beniさん
こんばんは。プリント、私も全部ってなことはないですがフィルムは基本プリントします。
やっぱりモニタで見るのと全然違いますからね。
CD、DVDは消えるという懸念もあるけど、将来機器がないと見られないメディアが信用できないんです。
家電メーカーって売る時は良いことばっかり井云うけど、売れればそれでいい。
あとのこと?知らねえ、って感じがします。

さて、写真のボケ味とかノイズ。気にするのはアマチュアが多いかも。
プロはクライアントが望む(あるいはそれ以上のもの)を出せばいいんであって。
自分の好みで絵を楽しめるのはアマチュアの特権です。まあ、自己満足もあるし。
因みに、ボケ味を気にするのは日本人だけだったそうです。欧米でも「ボケ味」に相当する単語はないって。
最近やっと「ボケアジ」がそのまんま英語になっているそうです(爆)。

beniさんの写真に技術が足らないとか誰が云ったですか?(笑)
少なくとも「スナップ」で有名になったカメラマンの多くはカメラにもレンズにも特にこだわりがないそうで。
技術ってのはいつの間にか身に付くんでしょ。技術って何ですかね?
テクニック?それともエンジニア?(笑)。
そこんとこ、取り違えると写真がつまらなくなるんですって。
例えば人を撮るとします。「気づかれないように自然のまま撮る」(大道さん)
「笑顔を引き出す」(アラーキーさん)
カメラマンによって違うと思います。どっちも、素晴らしい。表現が違うから。
beniさんのはどう?自分で表現したいことが絵になっているんじゃない?
なら大丈夫。もし、自分で思ったものが絵にならないなら何が足りないのかわかる。
この辺りは、ちょっとブログにまた書きたいと思います。

投稿: ariari | 2009年9月15日 (火) 22:27

お早い返事ありがとうございます。
写真部の高校生に、どうやったらあんな風に撮れるんですか!
と聞かれた時、いいと思ったものをピントと露出合わせて撮るだけだお。
とも言えず(笑)、困った時がありまして。
自信持って、技術よりもハートで撮るんだよ!ハートでぇ!と、
言っていいものなのか悩みました。
いっぱい街歩いて面白いと思うものを撮ればいいよ。
路地とか凄く歩いて沢山撮ればいいよ。
フイルムは信頼ある現像屋さんでね。
くらいしかアドバイスできずw
とりあえずそれだけで私は自分が表現したいものを撮れているので、
自信は無いけれど難しく考えずに
今の方向性のままでいていいのかなと思いました。
普段使わない頭使うときっと写真撮れなくなるので、
技術について考えるのはやめておきます~
でもデジタル夜景や花火は技術とテクニックを要すると思うんで、
そこは考えながら撮りたいなーと思ってます!

人にものを教えるのって、すっごく難しいんですね。。
ariariさんがされてる仕事の難しさを、改めて知りました。

投稿: beni | 2009年9月15日 (火) 23:34

>beniさん
こんばんは。んと、町の写真とか「この人がどうしてこれを撮りたかったのだろう」というのが分かりやすい写真、明確に伝わるってのが私は良い写真の一つの要素かと思うんです。
例えば森山大道さんの写真を思い起こしてもらいたい。北海道の写真は、非常にそれが明快なんです。過去のどの写真より、そして氏の最近の写真と比較しても、それがとても分かりやすいと思うんです。
それには「見せる」プロセスにおいて暗室作業というのも重要な作業ですよね。「撮る」行為が捉えることだとすれば、暗室〜プリントってのは捉えた映像を吐き出す作業じゃないかと。どうやって見せるか、ということも重要なのです。
これはフィルムだろうとデジタルだろうと同じですものね。写真は媒体で左右されるものじゃないと最近は強く感じます。まあ、フィルムがいいってのはその時に確認できないことでもあるんだけど。

モノを教えるというよりは、写真の楽しさを伝える、その人の個性を尊重することをしているだけです。それが私に課せられたものなんだろうと思います。

投稿: ariari | 2009年9月17日 (木) 19:59

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受信: 2009年9月13日 (日) 11:32

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