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2009年8月30日 (日)

K-7 一ヶ月使ってみて...

先月末、突然我が家にやってきたK-7ですけど、ちょうど一ヶ月が経ちました。いやー、ガンガン使ってますよ。マジ、もう凄い勢いで。

まず「なんでK-7」逝っちゃったか。実は、Nikon D300の後継機が出れば仕事に使うカメラとして考えていたのです。ところが、聞く噂でD300後継機はマイナーチェンジだということが判明したので「まあ、画素数はこれ以上要らないし、仕事でさらに必要ならD300の中古でいいや」ってな具合に。なにせ、D300は中古でもまだ12万円ほどするわけですから。

幸い、仕事はD700で行けるし、借りているS5も(やっぱり仕事には最高なのだ)あるんで、オリンパスのE-P1ってな選択も頭をよぎったんですけどね...まあ、これは第二弾でも出れば。E-P1はちょっと予想よりボディが大きいのでコンパクトデジタルカメラの代わりに使おうと云う気にならなかったんで、じゃあ...K-7か。

Dscf9317k_7

K-7のいいところから云うと...
まず「小さくて高級感がある」ってこと。マグネシウムボディは質感もいいし昔ながらのカメラらしいデザインも好みです。飽きがこないかな。

次に「画質」ですけど。これはK200Dを使って満足していることから、期待通りだと云えますね。「雅」モードの色合いが最高にツボなので発色に関しては大満足。
D700に比べても、色だけ云えばコクがあってフィルムに近くなった印象がありますね。1400万画素という画素数は、正直言えば不要かなあ、と思います。ただ世間の評価ではK20Dより解像度が低くアカンという批判も多いですね。

でも、画質というのは解像度だけではないのですよ。確かに解像度は見た目、やや低いようにも思えますが諧調が豊かになって、プリントとして見て欲しいのです。ネイチャー好きペンタ党にとっては満足度が高いものになっているでしょう。

この画質も、玄人好みと云いますかノーマルのままでは物足りないけど、いかようにもできる懐の広さを感じます。RAWを使わない私にとってJPEGで好みの絵を作るのが私流ですけど、それに応えてくれるなあというのがK-7でしょう。そのかわり、好みの設定になるまではかなり使い込む必要もあります。

一方、これはちょっとなあ...ってのは「ノイズ」の乗り方。相変わらずペンタックスは高感度に弱い印象があります。ISO800で目立ち始めるノイズ、まあ、汚い印象はないけどD700と比べちゃいけないか。ただ、ノイズリダクションで解像度が落ちるよりは、ある程度絵として完成させる為のノイズと解釈したいです。

あ、あとPENTAXの弱点であった「AF」ですが、速さは確実に上がっています。精度も十分じゃないですかね。ただ、やはり動態は苦手かもしれないけどこれはNikonと比べるとです。K200Dと比べれば確実によかったです。SDM(超音波モーター)のレンズと組み合わせると、非常に「スーッ、ピタ」と決まるし、ピントの問題は大丈夫です。以前のレンズですととにかくモーターのトルクが強いなあと感じます。FA Limited 31mmなんかヘリコイド壊れるんじゃないかってほどギュンギュン回ります。

Imgp1007_k7

カスタムカラー「雅」ISO800 DA17-70/4 SDM

因みにバッテリーはかなり持つ印象です。今回2度の東北遠征で予備のバッテリーを使うことはありませんでした。これにはちょっとびっくりでしたね。

単純に画質だけで云えばD700の方が圧倒的に「キレイ」に感じるかもしれないけど、しいて云えばD700は中判645フィルムみたいな抜けを感じます。K-7は35mmのフィルムに近いかも。なので、町を撮影するならK-7の方がなんとなく、ですけど向いているように思えます。
D700は旧いレンズなどを付けて楽しむのもいいのですが、K-7もFA Limitedをつけてじっくり撮るというスタイルが似合うかな。

とにかくK-7というカメラはじっくりつき合うデジタルカメラであると云えます。そしてペンタックスの置かれた現状と云いますか、HOYAに吸収されてからは、リストラが進んで67なども生産中止になりますよね。今後はHOYAがペンタックスをいつ手放すか、です。そう遠くないような気がします。HOYAが欲しかったのはペンタックスの医療分野ですもんね。この件は、ちょっと裏で色々聞いていますがここでは云えないので、まあ、今度ね(爆)。

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コメント

K-7で撮影された動態の写真を早く拝見したいです
(-v-♪

投稿: いしのまきまき♪ | 2009年8月31日 (月) 00:15

まったく同感です。
まだ設定の多さに戸惑ってまったく使いこなせていません。
昨日の夕焼けも、「雅」と「CTE」で撮ったままです。
いろいろ変えてやってみたくてもまだその場所すら覚えていません(汗)
当分楽しめそうです。

投稿: まだ一日しか使っていない | 2009年8月31日 (月) 06:29

>まきまき♪さん
こんばんは。うっ。ないです、ないです(-v-♪

>まだ一日しか使ってないさん
こんばんは、おーっほっほっほ、ですね。
機能てんこもり、長く楽しめそうです。
K-7での傑作を楽しみにしとります〜

投稿: ariari | 2009年8月31日 (月) 21:47

PENTAX…。
畳家さん、平川さん、辞めちゃったんですよね。
看板社員を手放して、これからどうするつもりなんでしょう。
さびしいなあ。

因みに私は、まだ暫くは*ist-Dで粘るつもりです。
このカメラには、使用頻度と性能面で、特に不満を感じていませんので。
そう遠くない将来には、K-7は買ってしまうとは思いますけれど。

投稿: 左門☆豊作 | 2009年9月 1日 (火) 20:33

>左門☆豊作さん
こんばんは。まあ、有能なレンズ設計者がいなくなったけど、裏を返せば、他へ設計移譲するってことも。今のペンタでは致し方ないのかも。
(過去にも優秀な人材はたくさんいなくなっていますもの。これはペンタだけじゃないけど)
K200Dも眠ったままなんですかね(笑)。もったいないなあ...いくらでも使ってあげる。
ニコンS3とかさ、眠らせたらあかんでしょ〜〜

投稿: ariari | 2009年9月 2日 (水) 21:03

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K-7 + FA31/F1.8AL Limited 僕の愛テムは自己満足のカタマリなのである。 中には愛車デミタスのように実用性までも無視した思い入れだけのものもあったりする。 だから自分の愛テムに対する他人の評価(特に悪評)に影響を受けない自信はある。 今一番思い入れの強い愛テムはやはり PENTAX K-7 というデジタル一眼レフカメラなのだが、これは愛着だけではなくて結果を如実に出してくれる実力も気に入っている。 結果を如実に・・・と言うのは「撮影時の気合」もあるが、「レンズ性能の良し悪し」を... [続きを読む]

受信: 2009年8月31日 (月) 02:18

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