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2008年3月18日 (火)

A memory of the childhood.

昨日東税務署を探して子供の頃に住んでいたエリアをぐるぐるしちゃって、思わず「そういえばこの間、自分が住んでいた辺りを撮ろうと思ったんだよな」と思い、今日はカメラを持参。

すでに住んでいたアパートなどは全滅していたのだけど、思い出のある建物は残さなくちゃ。

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小学生の頃、このすぐ近くに住んでいたので市場は思い出そのもの。市場の子供なんか同級生だったし。今では一軒のみ営業しているけど、昔商売をしていた人が今でも数軒住んでいるという。ノスタルジィだなあ。

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市場の隣には喫茶店があり、今でも営業しているのだが、実はここはラーメン屋だった。子供の頃はよくここでラーメンを食べたものだった。
この建物の裏にはちょっとした空き地があり、ちょっと盛り上がっていた部分があって、なぜか雨の日にはお金がよく落ちていたのだ。
もっとも5円とか10円とかで、仲間内には「宝の山」と呼ばれていたのよ。

で、ある日濡れた百円札が落ちていて、近所の交番に届けたんだ。するとね、おまわりさんは「感心だね」といってそのお札を受け取り、その後、自分の財布から「はい、お駄賃だよ」と別の百円札を差し出してくれた。なんて粋な警察官だろうか。
もちろん、それは職務としてはどうよ?だけど、濡れたお札はきちんと遺失物として書類を書いていた。私はそのお金でイマイのサンダーバード2号のプラモデルを買った(爆)。


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よく遊んだ公園に行く途中にあった商店。今は閉まっていた。
子供の頃、父親のお使いでハイライトを買いに来た記憶がある。なぜか、子供のお使いはたばことか、味噌とか醤油が多い(笑)。


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この遊具は、子供の頃からあった。まだ健在なのを岩田珈琲店さんの写真で知り、驚いたのですよ。船、なんだけど子供の頃はすごく大きく感じたんだけど、久しぶりに見るとえらい小さいの。下は本来砂場になっていてね、仲間達と船で大海原を航海したんだ。
マストに上ったり、舳先へ上がって監視したり(何を?w)
他に飛行機の遊具もあって、そりゃあ、空へ海へ大騒ぎさ。でも、飛行機の遊具はもうそこにはなかった。無念。


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驚いたのは、小学生の頃に住んでいた家があったよ!ここの一階に間借りしてね、そのまんまだった。何だろう、この感傷は。ベニさんが苫小牧で、子供の頃に住んでいた家のドアを見たときもそうだったのだろうか。

二階に住んでいた優しい独身のおじさんから自転車を借りてよく乗った事。野良猫がいつも遊びに来ていた事。大家さんのお孫さん(女の子)といつも遊んだ事。
周りはマンションに囲まれているのに、まだあったことの驚きにしばし立ち尽くす。


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ここは北大の近くで、今は北大の何かクラブが使っているようだ。
こんな家が、今でも残っているんだ。


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小樽じゃないよね?
生活がある、そんな当たり前のこと。私もこんな小道を抜けていつも学校へ通っていたんだ。あの頃をふり返るとちょっと恥ずかしいことも多いけど、忘れちゃイケナイものがいっぱい思い出されてきました。

今回は初めてのイタリアのフィルムを使ってみました。青の発色が独特、ということでしたが確かに渋い。またローライのテッサーの描写とマッチして実に渋みのある味わいが出ました。
ゾナーは確かに発色と諧調がいいけど、テッサーのシャープでかつ枯れたような味わいは非常にノスタルジックな映像にマッチしています。

Rollei 35 Carl Zeiss Tessar 3.5/40  SORARIS400(by Itary)

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コメント

多かれ少なかれ、同じ様なことは誰にもあるんじゃないかと思う。
それに気付くのが遅いこともみんな同じなのかな、とも。
でも、それで良いのかもしれない。その方が良いのかもしれない。
うちの親父もハイライトを吸っていた。

投稿: hiros | 2008年3月18日 (火) 22:24

札幌にもこんな路地があるんですね~
思いがけず幼少の頃の建物が残っていると、
「ウワ~!まだあるんだぁ(゚∀゚)」って声出して言ってる自分がいたりして。
ariariさんもきっとひとりで喋ってたかとw
子供の頃の自分から、今の自分を見て大した大人になってないことにガッカリしてみたり(笑)
嬉しさと切なさと愛しさとw、なんとも言葉には表せないオセンチな気分になるざます。
苫小牧のスーパーの自販機の下に小銭が沢山落ちてた事あって、私もいつも見にいってたな~
自販機の釣銭入れに手入れて探したり、しましたよね?(爆)
鍵っ子だったから、自販機のソバを姉と二人で食べたのとか鮮明に脳裏に焼きついてて
そのソバをローソンで見つけて懐かしくて久々に食べてたら、
母「あの時の自販機のソバだね。」って、覚えてくれてたことにジーンとしました。
当時は嫌だったことが、今は全部いい思い出。不思議ですね。

投稿: ベニ | 2008年3月19日 (水) 00:15

その『宝の山』だけど…思うにそれはお墓だったのではないか、と。多分。

しかし今回のネタ、日記として凄ぇ完成度高いっすよ。それは兎も角、こーゆーの、好き。

ちなみに俺はもう16年間ゴールデンバット。吸って暫くは、唯一(多分)国鉄の赤字の煽りを受け持つ事のない銘柄として長らく90円だったが、今じゃ140円もしやがる。

お袋の父親(要するに爺ちゃん)がバットだったらしく、それを聞いてから墓参り(年に3〜4回)に行く度に、火を点けて1本供えてくる。

生まれた時には既に他界していて、会った事のない爺ちゃん。お墓に向かい『もらうよ』と言って残り3センチ位を吸う。

心からバットがおいしいと感じる、数少ない瞬間。

火をもみ消し、吸い殻をしまい、右手を額にして一言『また来るよ』と。

うーん、なんて可愛い孫なんだ俺は(と、自分で言う)。

投稿: 仮面ライダー2号 | 2008年3月19日 (水) 06:19

私の父親もハイライトで、カートンで買いに行くのは私の役目でした。
お釣りはお駄賃として貰えるので、いつも喜んで買いに行ったものです。
ああ、ずいぶんお墓参りもしてないな、胸が痛む・・(ここ、BGMは千の風で)笑
今日の一連の写真、何度も見てしまいました。
しっとりしていて胸に沁みます。
いつかプリント見せて下さいね。

投稿: あやや | 2008年3月19日 (水) 08:20

うわぁ・・・北光市場だ。
公園の砂場を航海する船はうっすらと覚えがあります。
飛行機は骸骨みたいな骨組みだけの飛行機じゃありませんでしたっけ?懐かしさ爆発です。

しかも、ariariさんの住んでた家は私が小さい頃に住んでいた家ととても似ています。うちの場合は三角屋根の一軒家が右と左に区切られていて二軒になってました。押入れから屋根裏に上がると隣の家に降りる事ができるというとんでもない造りでしたが(笑)

帰省した際、東区探検行きたくなりました。
行かねば!

あ、ちなみにおつかいはやはり私の担当で、ハイライトや千歳鶴を買いに行かされてました。

投稿: ぽちぽち | 2008年3月19日 (水) 10:34

ラスト1枚をみてホントに小樽かと思ってしまいました(^^ゞ
現存する札幌小路、侮れません...というか、まわりが都市化してるので哀愁度合いはより強く感じられますね。
小樽でさえなくなりつつある風景...この辺で一本勝負ってのもアリかと...

ローライ35、テッサーならではの情景だと思いました(^^)

投稿: 本部長 | 2008年3月19日 (水) 12:00

>hirosさん
今頃気がつくのが楽しいのかも。そういう年なんだよね。
でも、海女さんはいなかったです(笑)。

>ベニさん
郷愁というより、かなりせつなく。近所の米屋の自販機、おつりの中に100円玉がごっそりあって、正直にお店に届けたw
何にもお礼なし。以後、その店の利用なし(爆)。
この家、すっごい色々あってね。父親が出て行った時の家なのでかなりキッツーです。

>はりーさん
墓参りにタバコ、これ大切。煙はのぼり故人へ届く。
思いとともに上る煙を見て偲ぶ時間。これよ。

>あややさん
ハイライト多いね(笑)。お墓参りは本州ですよね。それは遠いけどやっぱり行った方がいいと思います。
今回の写真は、プリントもっといいですよ、マジ。

>ぽちぽちさん
まさか高校が同じなんてびっくりでしたね。東区にも思い出があるんですねえ。いやー、本当にどこかですれ違っていたんじゃないかなあ?次回は、一緒に巡りましょう(笑)。

>本部長さん
札幌に残る懐かしいエリアも、どんどん狭くなりました。周囲の景色とあまりにもかけ離れているので何ともいい難い雰囲気です。一本勝負をするのは、あまりにも少ないので(笑)難しいですよ。けっこう広いエリアにわずかづつですし。
テッサー、こういう味わいはゾナーにないですね。

投稿: ariari | 2008年3月19日 (水) 21:57

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