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2006年8月10日 (木)

白猿の湯のお作法。

Dscf0178お陰様で私は何事もなく元気に過ごしています。ははは、今回はビョーキも怪我もないようで旅を終えられたことにホッとしております。今回も滞在した藤三旅館自炊部(通称茶色スリッパ部)での三泊は私にとって大いなる己との対話の時間を過ごすこととなった。日頃から色々な考え事の多い私、こう見えてもけっこう悩める人なのであります。でも何かがきらめいた。やっぱりこのお湯はスゴイ・・・お湯に浸かるだけで人生がなんたるかを教えてくれるのである・・・なんちゃって。
白猿の湯は、藤三旅館の名物で立って入る深く、また大きな湯船であり最高の時間を演出してくれる名湯なのだ。単純泉で特別なものとは思えない無色透明の熱い湯なのだが、柔らかく体に優しいので入った瞬間「あぅ・・・」などの声が漏れる。もちろん肩までしっかり入らなくてはならない。でなければこの声は出てこないのである。湯船に入る人々を見ていると、ほとんどの方が声を漏らす。たまには他のモノを漏らす人もいて困ると宿の方は言うけど(笑)。
ここでは色々なモノを溶かして頂きたい。悩み事、困りごと、腰痛、肩痛、その他諸々の事情・・・入ってしまえば本当に体からスーッと力が逃げて行くのがわかる。額から汗が噴き出てきた頃、一旦湯船から上がり湯船の回りでしばし休息。その後すぐ側にある小さい湯船に入れば、また声が出る。温度は低く、最初はちょっと冷たく感じるのだが、体温と次第にシンクロしてお湯との一体感が生まれると一丁上がりだ。他の人が入れなくなると困るので適度に上がり、再び休息。その後もう一度白猿の湯船へ入り、まったりと体を溶かす。
こうして30分から小一時間ほど過ごせば頭の中は空っぽ、体はスッキリ、邪念はサラバ、なのだ。名湯白猿の湯ではけして騒がず、大声で話しもせず、泳がず、女性の裸もジロジロ見ず(一応混浴)、ましてや酒など飲まず静かにお湯を借りるという姿勢で入るのが正しい。
藤三旅館には他にも湯船はいくつもあるのだが、この白猿の湯でしか味わえない世界がある。彦麻呂っぽく言えば「ココはお風呂の小宇宙や〜」ってーとこかしら。

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コメント

あぅ~....
来月が待ち遠しい♪

投稿: ほっかいどうでしょう♪ | 2006年8月11日 (金) 22:04

>ほっかいどうでしょう♪さん
電話しておきました。赤→茶色変更ねん(笑)。

投稿: ariari | 2006年8月11日 (金) 22:55

あ、同行者「赤」でオイラ「茶」
そんなのもariか?(笑)

投稿: ほっかいどうでしょう♪ | 2006年8月12日 (土) 00:42

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