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2006年6月15日 (木)

消えゆく老舗。

本日二発目。soramiさんこと、ウリュウ君のところでも紹介されていますが札幌にある老舗の写真屋さん「ソヤマ」がこのたび閉店しました。「デジタルプリントを自家処理せず、銀塩写真の良さにこだわったまま店を閉めたい」というコメントで。
胸が締め付けられるような思いでこの話を聞きました。世間一般の方がデジタルカメラ一辺倒になるのは致し方ないし、そのおかげでたくさんの方が写真を愉しむ機会は増えたと思います。その一方で今まで通りフィルムを使っていた方にはこうした写真屋さんの閉店は残念に感じている方も多いでしょう。
写真は自分でプリント出来る時代ですがやっぱり人に任せた方が気が楽です。一生懸命お客さんのために頑張っている写真屋さんもたくさんありますが、実際は「もうギリギリ。やめたい」と思っているお店が多いのも事実。私たちの仕事はそういうお店のために頑張って一緒にこれからのことを考えています。そのためにお店向けの提案、セミナー、様々な商材の紹介などを行っています。そして一般の方が写真を愉しんでもらえるような企画を日々練っているんです。明日もその打ち合わせでびっしり。
私たちの会社のことを自慢しているわけじゃなくて、写真のことをこんなに真剣に考えているスタッフが大勢居て、そんな仲間と議論を重ねているのも写真という文化を守るためです。デジタルだ、フィルムだ、ということではなく「写真の重み」を伝えたい。どんどん社員は減ってゆくかもしれないけど、みんな「最後の一人になっても守る」という気持ちでやっています。私たちの戦いはこれからですよ。

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コメント

ariariさん、コメントとトラックバック、ありがとうございます。

写真屋さんって、撮った人の熱い思いをかたちにするお仕事ですよね。
僕が110カメラで近所の電車を撮り始めた頃、近くの写真屋さんのご主人ととても仲良くなって、「よく撮れてるねぇ」と誉めてもらったこと、今も覚えています。僕がいま写真をやっているのも、この原体験があるからかもしれないですね。
パーソナルでエモーショナルなものを美しくかたちにするという、写真屋さんの心意気。現像に出す僕たちもそのことに改めて思いを馳せたいと思います。

写真を愛する人々のそれぞれの立場で、いま、何かが動き出している。ひしひしと、そう感じています。

投稿: sorami | 2006年6月16日 (金) 00:10

これからの私の仕事の半分は、一人でも多くの方に写真を愉しんでもらうことに時間を割く予定です。写真が生活の中に普通にあること。
そして写真を撮ることで色々なものに出会うこと。それをカタチにできる素晴らしい趣味が写真であること。
私も楽しんで仕事をしようと思います。

投稿: ariari | 2006年6月17日 (土) 02:06

超遅レスですが・・・。

本文の書き込みにグっと来ました。
来年やらせて貰う個展は、
そんな社員の皆さんの気持ちにもお応え出来る物に
必ずする事を約束します。
古くて新しい展示をやりますので、
どうぞよろしくお願いします!

投稿: dearFILMS/タケモト | 2006年6月20日 (火) 03:20

>タケモトさん
ご無沙汰しております!カキコありがとうございました。
写真の楽しみ方は本当に幅広くなってきました。
昔からの手法が古いなんてことはきっとありませんよね。
写真のスタイルを変えないことはポリシーがあっていいと思います。
期待しております!
(タケモトさんのサイト、私のMacから見ることができないんです・・・(泣))

投稿: ariari | 2006年6月20日 (火) 23:19

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