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2006年4月25日 (火)

さようなら8ミリ....

とうとうこの日がやってきた。家庭用シネ8mmフィルムとしては最後の牙城であった「フジカ・シングル8フィルム」が生産を終える。8mmムービーはダブル8、スーパー8などとともに家庭用の動画記録を簡易に可能にしたシステムとして普及していたものの、記録時間が3分程度であったこと、ビデオムービーカメラの登場によりほとんどの8mmシステムは消えたが最後まで富士フイルムの8mm規格シングル8のみが唯一生産されていた。しかしシネカメラも映写機も20年以上前に生産は終了していたのである。
一方で自主制作映画などの熱狂的ファンにとっては制作費が安価で済み(それでも長編製作では相当金がかかるけどね)簡単に編集、上映ができることもあって根強い人気があったことも確か。しかし昭和49年をピークに現在はシングル8フィルムの出荷が0.1%程度に過ぎずやむを得ないかとも思われる。たぶん、アマチュアのカメラマンからは継続生産を訴える声も多く出てくるだろう。しかし化学材料を原料とするフィルムは一定量の生産がなくては品質と価格を保てないことも事実だ。もちろん現像設備も現像処理液の品質維持には大変な労力とコストが必要だ。とても残念なことだけど、映画でさえ今はハイビジョン撮影に移行しつつある今ではもう難しいのだろう。
8mmムービーの「3分間」という縛りはこの時間内で作品を創る、という難しさ、まとめ方、そして公平さがあって作家にとっては映画制作の原点ともいえる文化だけに惜しむ声は多いだろう。
水戸黄門のドラマがビデオ撮影に変わって妙にリアル、というか作り物っぽくなったことからもわかるとおり、映画やドラマがビデオ撮影に変わるとスタッフも役者も大変なのかもね。もっともビデオでは何度でも取り直しができるので下手な役者でもいいのかも。フィルムでは一発勝負みたいなところがあってみな、緊張して集中して芝居をしていたんじゃないかな。時代劇はやっぱりフィルムがいい。そういえば太陽にほえろ、とかもフィルムだったよね。時代は変わるなあ・・・(寂)

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コメント

高校生の時に自主製作アニメを手伝った事があったけど、その時の撮影も8mmでした。
アニメは特に「コマ撮り」が多いので、エライ時間がかかったのを覚えてます。

投稿: いんぷれっさ@会社 | 2006年4月25日 (火) 21:22

8ミリが生産終了しますか。

私も高校の先生がことあるごとに
8ミリで撮っていたのを思い出しました。

懐かしく想う反面生産終了に寂しさを感じます。

カタカタと映写する独特の雰囲気・・・
好きだったなぁ。

投稿: たいちょう | 2006年4月26日 (水) 08:23

>いんぷさん
おー、さすがそういう方面にも関わっていましたか。コマ撮りにも適していたので色々楽しめたんですけどね。
8mmのフィルムを一般のカメラに詰めて撮影していた方もいましたからねえ。

>たいちょうどの
映写機を機械にかけてみんなで部屋を暗くして見る、小学校のころそんなこともあったこと思い出しました。
透過光は暖かい、今思えば懐かしいです。

投稿: ariari | 2006年4月26日 (水) 08:39

8mmって、あの「じー」ってやつですか?
そうですか。もうこの世から消えるんですかー。
惜しいですね。
一度、「じー」で撮影してみたかった。
それにしても、3分とは短いですね。
ウルトラマンの戦いの一部始終は撮影できるけど。

投稿: tati | 2006年4月26日 (水) 14:03

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