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2006年1月23日 (月)

どうしているのだろうか。

今から20年以上も前の話だけれど写真業界はどこの会社も景気が良かった。カメラセールは北海道中でいつもどこかで行われて、初日には29800円のコンパクトカメラが飛ぶように売れた。望遠もズームもないカメラが、であった。帯広の某百貨店、土日には各メーカー2〜4人体制でショーケースに立ち、さばききれないお客さんを相手に汗だくで売りまくったものだ。夜はライバルメーカーであっても関係なく一緒に酒を飲み歩いたものだ。写真業界は家電業界と違いメーカー、商社が異なっても同じ釜の飯を食った仲としていつも一緒に楽しく飲み明かしたもの。ある家電メーカーの人たちも巻き込んで一緒に飲んだとき、松下とソニーが一緒になったけど「スゴイですね、カメラ関連の会社は。松下とソニーがこうして一緒に飲むなんてあり得ないですよ」と驚いていたことを思い出す。
私がこの業界でカメラ売りのアルバイトだった頃、同じ仲間として扱ってくれた優しい方々、そんなみんなと一緒に仕事が出来て本当に楽しかったね。「なあ、うちの会社に来ないか?」と誘ってくれたコニカのDさん、今はどうしていますか?いつも笑顔で元気だったニコンのYさん、うちのビデオカメラを持っていたけどいつも壊れて迷惑をかけてしまった。そのかわり私のニコンのカメラもタダで直してもらったっけ。東京に転勤になるのを拒否し続けひげを伸ばして抵抗したけど結局転勤になった途端に病に倒れ帰らぬ人になってしまった。
レンズメーカーTのTさん、いつも面倒をみてくれたっけ。彼も不慮の事故で鬼籍に入られた。同じく亡くなった方も片手では足りなくなってしまった。
残念ながら退社を余儀なくされて、今は転身した人も多いが、けして楽な人生ではないと伺う。そしてミノルタのMさん、昨年久しぶりに東京でお会い出来て嬉しかった。いつもの笑顔で「よう!」と声をかけて頂いた。みんな偉くなっていたけど・・・・
みな、今の状況を苦しみながら必死で生きている。私もけして楽な仕事ではないのだけれど最後まで、行けるところまでは頑張ります。みんなの分まで。でも、意外に私も肩を叩かれる日がそう遠くないみたいです。
写真業界、いよいよ正念場のようです。

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