« 帰れるのか? | トップページ | 仕事始め。 »

2006年1月 4日 (水)

灰色スリッパ越年隊帰還報告。

DSCF5020皆さんあらためて謹賀新年!今年も宜しくお願い致します。お陰様でこうして無事に帰宅することができました。ただ、一日予定が違っていたら・・・今日の東北などは大変な大荒れで大変なようです。お亡くなりになっている方さえいらっしゃるのでなんともはしゃいで書くことが出来なくなりました。
さて、振り返れば12/30の夜に無事に出発して早朝青森のホームへと着いたわけですが、画像は件の「いなほ」です。これは青森始発の便で昔「白鳥」が受け持っていた時間帯のものですね。青函連絡船の深夜便が到着してこれで関西へ向かった人が多かった名残です。このいなほの先頭車は485-1500番台、知る人ぞ知る元北海道の所属でした。北海道発の電車特急「いしかり」用としてデビューしたのだけれど厳しい雪に耐えられず781系の新規製作を余儀なくされたきっかけの車両。これに乗った訳じゃないけど、久々の再会だったのです。

DSCF5031いんぷさんが津軽線で三厩を目指すということでお見送り。485国鉄色による普通列車(あとできっぷを見たらこの車両のグリーン車はグリーン券のみ購入で乗れたんですね)が発車。

DSCF5042私は弘前までは701系、その後キハ52で鷹ノ巣を目指す。凄い雪が昨夜まで降っていたそうで、線路はどこも雪まみれ。車両も赤鬼のはずが白鬼になっちまった・・・カワイソス
鷹ノ巣で静かな大晦日である朝の街並みを撮影し、その後は大館へ。

DSCF5083大館といえば秋北バスだ。私の生まれ故郷へもこのカラーのバスが走っていたが、最近は国際興業のカラーがほとんどになってしまった。古いカラーも今のうちかなと撮影は欠かさない。

DSCF5106宿へ入ったのはすでに日も暮れてしまい、この日はとにかくゆっくりお風呂を堪能。ちょうど午前0時、新年は白猿の湯船の中で迎えた。同じような考えを持つ御仁が数名。やっぱりねー。思えばこの湯船に何度昨年は浸かったのか思い出そうと考えたけど、回数だけでいえば20回を越えているわけで、自宅の風呂ではシャワーしか使っていないことを思えば、凄い。札幌近郊を含めてもここまで通った温泉はないわけですから、私って尋常じゃあないんだね、バカだよね。でも、本当にここの湯船は気持ちがいいのだ。言葉では書き尽くせない気持ちの良さ。
画像は元旦の朝食でお雑煮が出た。うーん、細やかな気配りが嬉しい。自炊部の食事は豪華じゃないけど味が本当にいい。なるべく地物を手作りで出してくれるのだ。
DSCF5108元日なので初詣なのだ。中尊寺までのシャトルバスには岩手県交通の弁慶号までかり出されていた。うーん、こっちに乗りたかったなあ・・・因みにチョロQのボンネットバス第一号はこの弁慶号。しっかり手入れされて状態はいいようですねえ。

DSCF5117中尊寺の本堂では大勢の方がお参りに。でもお正月らしくていいよね、やっぱり。私はお香を購入。線香ってなんとなく仏壇用のイメージがあるけど、ここの線香は香りが凄く良くて香りを楽しむ人にも人気が高いようだ。今年はいいことあるかなあ・・・でも、おみくじ「凶」だったしなあ・・・


DSCF5130今回は三泊もする藤三旅館自炊部だったけど、やっぱりあっという間でした。本当はどこへも行かずに過ごす日があってもいいのだが、日中二日間しかない計算だと、やはり動いてしまう悪い癖が。
「今年は雪が凄いんだよねー。12月でびっくりするぐらい降って廊下や部屋の窓ガラスが割れちゃったんです」と語る番頭さん。確かにこの通りで、閉鎖を余儀なくされた部屋もある。今回はじっくり宿の中を探検してみたけど色々な部屋があるのに改めてびっくり。開かずの間のような部屋も発見したけど、実は主が居るとか。長期滞在(最長で5年滞在)の方も多いようでそういう方はお正月くらいは帰省しているらしい(爆)。

DSCF5149露天風呂は夜間ライトアップされており、幻想的な雰囲気が楽しめる。宿の脇を流れる豊沢川は水量が少ないようで、普段は見えなかった大きな石がゴロゴロしておった。ここへ雪が吹きつけられて様々な彫刻を施されて見えるわけだから冬も楽しめるのだ。残念なのは川沿いに近い場所にある隠れ露天は屋根の雪が落ちて危ないため、冬期間はお湯がない・・・無念。

DSCF5157静かな、静かな一件宿がここの最大の魅力。冬は初めて訪れたけど、なかなかいいもんです。四季を通じて訪問したけれど、どの季節も捨てがたいですね。ただし自炊部は建物全体が寒々しいので訪れる方は暖かい格好がいいですね。まあ、北海道人なら慣れているでしょうけど。いや、最高の年越しをさせて頂きました。スリッパももらってきたし(爆)。ああ、帰りたくなかったなあ・・・


DSCF5172後ろ髪を引かれつつ帰りは北上線経由だったけど、激しい雪で行く手を遮られる。何度もスローダウンしつつかろうじて進むという感じだ。キハ100のエンジンがときどき激しく唸り空転する車輪が苦しそうな悲鳴をあげる。線路は雪で完全にふさがれながらも前へ進むしかないのだ。

DSCF5178花巻〜北上〜横手〜秋田へと乗り継いで秋田からは快速で大館を目指す。キハ58平窓23号車はよねしろカラー。途中団子のような大きな雪が激しい風を伴って車両へ叩きつける。あたりはどこもまったく吹雪で見えなくなってきた。大館からは普通列車を乗り継いでやっとのことで青森へ戻ったけど、本当に危なかったなあ・・・
実は今回、ちょっとマナーの悪い場面に何度も遭遇してちょっと気分的にはブルーでした。行きのはまなすでの座席独占オヤジ達、温泉でのマナーの悪い奴ら・・・湯船の側であかすりして体を流して・・おいおい垢が湯船に流れ込んじゃうじゃねーか!とか、相撲取りみたいな大柄なヤツが白猿の湯の小さい一人用の湯船(ぬるいヤツ)を独り占め、あげくに手鼻をかんで手を湯船に入れて洗っている!とか・・・秋田駅では地元の高校生の買い物団体連中が降りる客を無視して乗り込んできた。凄い勢いで乗り込もうとするのでとうとうブチギレて『降りる人が先だろ!!』と怒鳴ってしまった。あと、北上線では向かいに座ってきたオヤジが私の靴の上にせんべいを落とすわ、ゴミを落とすわ・・・でも一言もナシ。靴の上にはせんべいのカスがそのたびに・・・小声で「ったく失礼なヤツだなっ!」と言ったところでおかまいなし。
旅はその人の生き様を表す。細かいことを気にしすぎるのが私の欠点なのかもしれないけど、見知らぬ他人が行き交うのが旅である。同じ時間を同じ空間に交わる他人同士が気持ちよく過ごすことが最低限のマナーかと思うんだけどね。まあ、年の初めにあんまり考えると鬱になるからこれくらいにしとこうかな。
こういう旅の日記も他人が読んだらただの自己満足で、自慢げに写るのかもしれないからね。
てなわけで、今年も私は旅をする。それが私の生き方だもの・・・

|

« 帰れるのか? | トップページ | 仕事始め。 »

コメント

あけましておめでとうございます。
無事にご帰還されたようで何よりです。灰色スリッパ越年隊のご報告、楽しく拝見いたしました。帰り道はかなり天候が悪化していたようですね。ところで今週土曜、テレ東系列の温泉番組で鉛温泉が放映されるみたいですね~

投稿: iruka | 2006年1月 5日 (木) 15:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49346/8004469

この記事へのトラックバック一覧です: 灰色スリッパ越年隊帰還報告。:

« 帰れるのか? | トップページ | 仕事始め。 »