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2005年3月30日 (水)

記憶のカケラ....

otaru001ヒトの記憶は時を経ると美化されることがあるが、それは記憶がとぎれとぎれになりその断片を拾い集めているうちに失ったパーツに余計な感情をすり込み、実際にはなかったことなどが織り交ぜられる場合が少なくないからなのだろう。現実と妄想がどこか交錯し完成された記憶は自分に都合よく形成され結果として美化されてしまうのだろうか。想像力が豊かなヒトはいつのまにかそんな過去の断片を真実と勘違いしていることがあるという。老いて昔のことを思い出すと良いことばかりを拾い集めているので少なからず美化された物語になってくるのかもしれない。昔もの凄く好きだった、それも片思いだったヒトに突然再会したとき過去の記憶のカケラがいっぺんに降り注いでくる。それを整理する間もなく現実に直面したとしても過去のカケラはけして変化することはない。記憶は記憶であって妄想ではないのだからそれを歪めたりあるいは正したりすることは不可能だ。ああ、あのときこうすればよかった、なんてどうにもならない失敗した思いなどを拾い集めては必死にゴミ箱を探してヒトは彷徨うのだ。

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